タグの役割-2017年2月号

目次

① タグは店舗で付けます。

② タグをつけたまま洗います。(工場)

③ 伝票にセットされます。(工場)

④ お預かり証と照合して、お渡しします。

 

本文

タグの役割は「衣類の紛失の防止」です。また、別の店舗に配送されることを防止するため、店ごとにタグの色やデザインを変えています

従って、一番怖いのは「タグとれ」(洗濯機や乾燥機の中でにタグが脱落してしまうこと)で、不明品に直結します。

 

① タグは店舗で付けます。

・タグの原形 もともとはこんな形です。

※25枚で1枚の紙となっていて、ミシン目が入っています。

衣服伝票に、同じ番号のタグをつけます。

お客様にお返しするお預かり証には、タグの番号が印字されています。

※両方とも工場に送られます。

 

② タグをつけたまま洗います。(工場)

水洗いにせよ、ドライクリーニングにせよ、タグをつけたまま、洗います。(意外に知られていません。)

※タグは「耐洗紙」という特殊な紙で作られています。

耐水性…水にぬれても破れたり、弱くなったりしません。

耐薬品性…ドライクリーニングの溶剤や洗剤に浸されても、破れたり、弱くなったりしません。

染色堅ろう性…色落ちしたり、移染したりしません。

 

③ 伝票にセットされます。(工場)

 

衣服と伝票をセットして店舗に送ります。

 

④ お預かり証と照合して、お渡しします。

衣服と伝票をセットしたまま、お客様の来店を待ちます。

お客様がお持ちになったお預かり証の番号と照合して、お渡しします。